


受付時間 9:00〜17:00 ※行事や法要等でお電話に出られない場合がございます
街のお寺本住寺
ビルの谷間に佇むお寺
都会を照らす灯台でありたい
忙しい毎日の中でほっと一息つける場所
何かあればお話ください
何もなくても、お話ください
本住寺でお待ちしています
新栄町のビル街に佇む本住寺は永禄3年に開かれた日蓮宗のお寺です。〝大曼荼羅御本尊〟の他に守り神として〝子安鬼子母神〟様、〝大黒天〟様、〝白吉龍王大善神〟様をお祀りし、まつわる御朱印や御首題を直書きで皆様にお授けしております。また厄祓いなどご祈祷や各種法要も承っております。
小さくとも、何か悩み、相談があれば、お気軽にお話しにいらしてください。どうか、1人で悩まないで。忙しい日々の中で、皆様の心を優しく照らす拠り所となれますように。
GOHONZON 大曼荼羅御本尊
日蓮聖人がしたためた、
悟りの世界
日蓮聖人は、久遠の仏様がお悟りになった世界を文字でこの大曼荼羅に表されました。いかに悪世であったとしても、日蓮聖人の大曼荼羅本尊があるところに諸仏・諸天善神があつまり、人々を守護してくださるといわれています。
HISTORY 歴史
始まりは永禄3年
その歴史は約500年遡る
- 1560年※一説には天文11年
- 六郷城主行方修理大夫および妹尾三河守の外護により創建。開山は池上の地主右衛門大夫宗長の四代の孫・佛壽院日現上人。
- 1561年
- 古川薬師別当と法論し、二王像を本門寺に移転。兵乱が続いて堂宇が荒廃したが、慶長の初めに加藤四郎右衛門が檀那となり、六郷から清洲に移して再建。
- 1624年
- 第四世性法院日年上人(池上大坊十二世)が中興住持となり、現在の名古屋市東区へ移転し再興。第七世證誠院日栄上人が庫裏を再建。
- 1663年
- 第八世観照院日淳上人が不受不施派を奉じたため、本山より「末寺返し御仕置」により擯出される。第九世玄収院日道上人が当寺から古渡に妙住寺を開き、一山二寺として住持。
- 1666年
- 本門寺第十九祖僧那院日豊上人が覚林院日堯上人を弟子とし、江戸寺社奉行井上河内守の差紙を持って派遣入院。本山よりその聖跡を認められて、尾濃二国の池上門流の僧録司となる。貞松院および普峯院の命により祈祷し、鬼子母神十羅刹女を奉祀。
- 1680年
- 貞松院より七面像を寄付され、日堯上人が浄蓮寺の境内に仮拝殿を建立。
- 1682年
- 六郎友重より三十番神を寄付され、これを鎮守社に奉祀。
- 1704年
- 第十一世寂厳院日庸上人が本堂を再建。第十七世智眼院日允上人が庫裏・書院・玄関を再建。
- 1832年
- 第十九世知足院日隆上人が塔頭玄如院および表塀を再建。第二十世膽林院日芳上人が緋紋白袈裟、ならびに一代網代乗輿を許される。
- 1922年
- 第二十四世日妙上人が本堂の大修理を行い、宗祖六五十遠忌を厳修。
- 1944年
- 米軍の大空襲を受け、一夜にして全堂宇が灰燼に帰す。
- 1950年
- 墓地を平和公園に移設。境内が地下鉄東山線建設のために縮小換地整理される。
- 1954年
- 仮本堂・庫裡を建立。同年7月に本堂・書院・庫裡を鉄筋コンクリート造りにして寺観を一新。
- 2017年
- 北側に白吉龍王大善神の御社を新築。
GUARDIAN GOD 本住寺の守り神
子安
鬼子母神
自らの罪を改め、
お子の守護神となる
江戸時代より伝わる仏教における女神の一柱。 一説では万人もの子を持ちながら、他人の子を手当たり次第に食べてしまう邪悪な神だった為、お釈迦様が末子を隠すことで子を失う悲しみを諭しました。以後は仏教に帰依し、お子を守る守護神として崇敬されております。
大黒天
大陸からおいでになった
七福神がひとり
当寺の守り神である〝大黒天〟様は食と財にまつわる存在であり、店舗や会社で大切にお祀りされることが多い神様です。出世や事業成就、家内安全のご利益もあるとされ、当寺では住職が〝魂入れ〟を行った特別な大黒様も授与しております。
白龍
今も昔も
その姿に魅了される者多し
〝白龍さん〟の呼び名で親しまれている〝白吉龍王大善神〟様は、五行思想において西方を守護する〝五龍神〟の1柱であり、縁結び・勝負運・金運など様々なご利益を授けてくださいます。
お社は境内の裏手にございますので、通勤途中やお買い物帰りにぜひお参りください。
MESSAGE 住職より
こんな時代だからこそ、
ホッと心安らぐ場所をつくりたい。
本来のお寺としての在り方
本住寺にご縁をいただきまして、心から感謝申し上げます。
住職の仕事は、お葬式をしてお経を読むだけではありません。人びとが幸福に、豊かに日々を過ごしてゆくそのお手伝いができる存在だと思っています。都会にあるお寺として、本住寺が街の灯火となれますように。この街のどこかで1人で悩み苦しむ人が、本住寺での時間を経て、自分自身をもっと好きになれますように。「明日が楽しみになる」、そんな皆様の希望の場所になれたらと思っています。ぜひ、あなたの話を聞かせてください。
本住寺 26代目住職 永田智瑛
日蓮宗について
日蓮聖人によって開かれた
人々の幸福を願う教え
鎌倉時代後期に生まれ、世界を平和な仏国土とするために
その生涯を捧げられた〝日蓮聖人〟を開祖とする〝日蓮宗〟。
全ての人々が心豊かに生きてゆけるような明るい時代へと導く
日蓮宗の教えに、少しだけふれてみませんか。
ABOUT 日蓮宗の教え
〝仏の心〟に日々感謝を
〝日蓮宗〟は、災害や戦乱で混沌としていた時代の中、民衆を救うために生まれたとされ、現在でも多くの方々に信仰されております。
そして「全ての人が仏になれる」とし、万物に感謝して手を合わせるのが〝南無妙法蓮華経(法華経)〟です。
HOKEKYO 法華経
慈悲のこころ、歓びのこころ
日蓮聖人の28つの集大成
日蓮宗において最高のお経である〝南無妙法蓮華経(法華経)〟は、お釈迦様が晩年8年間で説かれた教えであり、その数は28つにもなります。
人は誰もが平等に成仏できるものであり、過去でも未来でもなく「今を生きる」ことこそが大切であると説いております。
DISCIPLINE 世界三大荒行〝大荒行〟
大荒行とは
千葉県の「大本山正中山法華経寺」にて行われる〝大荒行〟は、毎年11月1日から翌年の2月10日までの100日間行われる、日蓮宗の修行です。早朝から身を清める水行を1日7回行い、日々お経の読誦と写経を続けます。極寒の中、着衣は麻の清浄衣のみ。食事は白がゆと梅干しを朝夕2回。睡眠は1日2時間ほど。その過酷さから「世界三大荒行」にも数えられております。
計300日を超え拓かれる世界
日蓮宗における最上級の祈り
〝最高祈祷〟
過酷な〝大荒行〟を3回修めた修法師のみが行えるのが大黒天様への秘法〝最高祈祷〟と言われています。
現住職は現在2回まで修めており、3回目を2025年に控えております。本住寺にて、この3回の大荒行を経た当住職の大黒天様を皆様にお授かりいただけます。
